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第74回名盤シリーズ
現在尚、第一線で活躍するセクシー系ポップ・シンガー、マドンナ。
一部のファンの間では最高傑作との呼び名もある「エロティカ」。(1992年作品)
私はマドンナのアルバムは、最新作も含めて全て聴いている。
彼女の作品はいつの時代も決して後ろを振り返らず、常に前進し続けていて、毎回新作が楽しみになるのだ。
もちろんそれが常に自分の好みと一致するわけではなく、外れることもあるのだが、ピッタリ合うときは愛聴盤になる。
この「エロティカ」は、数あるマドンナ作品の中でも、自分と波長が合う作品だ。
しかし、逆にこれは失敗作だという意見も多い。
あまりにも大胆にハウス/クラブ路線に進み、ファンがついてこれなくなったとも言われ、また全体的に暗く地味すぎるという意見も聞く。
実際、売り上げは低迷したようで、ヒットチャートを重視する人からは駄作扱い、ジャケ写真(特に裏ジャケ)やタイトルもふざけすぎかもしれない。
同時に発売された写真集、その名も「SEX」、私は見ていませんが、なんとなく内容が想像つく。
いわゆる、問題作として、一部のファンから拒絶されたのも頷けるが、私としては全部計算ずくでやってるように感じるのだった。
このアルバムからのシングル「レイン」は普通に素敵なスロー・ナンバー、「エロティカ」は嫌いだけどこの曲だけは好きという人も多そうだ。
しかし、私からすれば、一番個性がなく他の曲とのギャップがあると感じるのだが。
個人的に凄いと思うのは7曲目「ウェイティング」。
ヘヴィで無機質なリズムにつぶやきのようなボーカル、凄く冷たく突き放すような曲だ。
しかし、そのセンスは素晴らしい。
メロディもハイクオリティだ。
これ系統の曲の完成度は非常に高く、アルバム出だしの3曲も素晴らしい出来だ。
アルバム全体に流れるちょっとアングラな雰囲気が合えば、このアルバムを気に入るかもしれない。
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