洋楽名盤紹介と日々の雑談を書いてます
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先月は宮部みゆきさんの著書を何冊も読んでいることを書きました。
今月もその流れで、宮部さんの本を2冊読みました。
「スナーク狩り」と「長い長い殺人」。
どちらも中々面白く、楽しんで読むことが出来ましたが、ちょっと物足りなさと、宮部作品のクセが鼻につくようになってきたのも事実。
どちらかというと、女性が読んで面白く感じるタイプかなと思います。
さて、次に読んだのが、東野圭吾著書「白夜行」。
大ベストセラーであり、ドラマ化もされた作品なので、ご存知の方も多いと思います。
私はこのドラマを見ていないし、東野圭吾作品もこれが初めてでしたが、とても面白く読み進むことが出来ました。
1冊の文庫本として異例に分厚い850ページ、普通は上下2冊になるボリュームです。
しかし読みやすい文体、これだけの長編なのにムダが一切なく、次々とページをめくる手が止まらないスピード感、そして読み終わったあとの余韻など、ミステリーとしてかなりの傑作だと思いました。
屈折した人間、そうなる原因を作った人間、ただ幸せになりたいだけなのに事件に巻き込まれる人間などが、どんどん登場してきます。
不可解な事件が起こり、その背景には必ずある人物が係わっている。
物語は暗く、本当の幸せなんてないような錯覚さえしてきます。
そして衝撃のラストシーン、読み終わったあとは少しボーっとなり、読み終わったばかりなのに、また最初から読みたくなってしまいました。
他にも東野圭吾著書は傑作が多いようなので、これからの楽しみが増えました。
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» 無題
ドラマは見てないのですが、小説は読みました。
東野圭吾さんの作品は、私には、一筋縄ではいかない感じがします。
たくさん、東野作品を読んだわけではないのですが、構成が精密に組み立てられていて、伏線が貼ってあって、何度読んでも、読み応えがあるように思います。
読後感も、爽快とか感動というのではなく、何かひっかかるような、考えさせれるものが多いような気がします。
東野圭吾さんの作品は、私には、一筋縄ではいかない感じがします。
たくさん、東野作品を読んだわけではないのですが、構成が精密に組み立てられていて、伏線が貼ってあって、何度読んでも、読み応えがあるように思います。
読後感も、爽快とか感動というのではなく、何かひっかかるような、考えさせれるものが多いような気がします。
» 無題
ドラマのほうを観ました。
確かに面白かったです。
原作読もうかなぁ、と思っていたのですが、ページ数の多さに躊躇してました。
でも読みやすいということですので、今度読んでみます。
ちなみに『手紙』(こちらも東野圭吾原作だったと思います)という映画も観ました。
こちらも良かったです。
確かに面白かったです。
原作読もうかなぁ、と思っていたのですが、ページ数の多さに躊躇してました。
でも読みやすいということですので、今度読んでみます。
ちなみに『手紙』(こちらも東野圭吾原作だったと思います)という映画も観ました。
こちらも良かったです。
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