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洋楽名盤紹介と日々の雑談を書いてます
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第15回名盤シリーズ
今回取り上げるのはジェフ・ベックの名インスト・アルバム「ブロウ・バイ・ブロウ」
(1975年作品)



1975年発表のこのアルバムは、全曲インストゥルメンタルで、ロックというよりジャズ・ロックかフュージョンに近い。
それはジェフ・ベックのカラフルなギター・サウンドと相まってとてもファンキーな仕上がりとなっている。

このアルバム発表までのジェフは、ヤード・バーズ脱退後、ジェフ・ベック・グループ、ベック・ボガード&アピスなどの強力なバンドを経験し、ロッド・スチュアートやロン・ウッドなど大物ミュージシャンと競演してきた。
しかし、その気難しい性格から、バンド活動は不向きだったようで、ここからソロ活動をスタートする。
ちなみに、ミック・テイラー脱退後のローリング・ストーンズ参加の噂もあったようだが、入ったとしても長続きしていないだろう。

プロデューサーはジョージ・マーチン。
そう、ビートルズのプロデューサーとして有名なあの人だ。
そのせいか、ビートルズの「SHE'S A WOMAN」のレゲエ・バージョンが収録されている。
バック・メンバーにはマックス・ミドルトンなどの若手実力派ミュージシャンで、しっかりバックを支えている。

1曲目「YOU KNOW WHAT I MEAN」からファンキーな曲がスタート。
第2期ジェフ・ベック・グループ時代、すでにファンキー路線を模索していたが、ここにきて完成形に至ったように思う。
4曲目「AIR BLOWER」、7曲目「THELONIUS」あたりのファンク曲もそうだが、マックス・ミドルトンのキーボードプレイが実にいい仕事をしている。
また、収録曲全てにいえることだが、ドラムが手数が多く、カコイイのもこのアルバムの特徴だ。

ここでのジェフのプレイだが、例えば一つのギターソロ内で何度もピックアップを切り替えたり、ピッキングのアタックを変えたりなど、そのサウンドに表情をつけ、その表現力の幅の広さに驚く。
それがもっとも顕著に現れているのがスティービー・ワンダー作曲「悲しみの恋人達」だろう。
ギターが歌っている。
下手なボーカリストよりもずっと歌っているのである。
例えば、前半と後半でテーマ部のメロデイが繰り返されるのだが、一見同じメロディに聴こえて、実は毎回少しづつ表情を変えている。
とくに後半に出てくるパターンは泣けてくるほど、味のあるプレイだ。
そして中間部のソロプレイ、何度聴いても味わい深く、1音たりともムダな音がない。
まさに名演中の名演だ。

このアルバムでもっともスリリングなのが5曲目「SCATTERBRAIN」。
変拍子のリズムに乗った一度聴いたら忘れられないリフ、実際のスピードはそれほどでもないのに、スピード感あふれるギターソロ、それらを、必死で弾いてるのではなく、気楽に伸び伸びと弾いているようでさすがだといわざるを得ない。



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