[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
3大ギタリストの中で、ジェフ・ベックという人は微妙な立場にいると思います。
世界的な地位と栄光を手にしたクラプトン、ペイジと比べて、とても地味な活動をしているように見えるでしょう。
しかし昨日の来日公演をみて、そのアグレッシブなライブ・パフォーマンスに改めてその凄さを思い知った気がします。
今回は、一緒に行く予定だったキリンさんが体調不良により行けなくなって、そのチケットはKOSSさんが譲りうけることになりました。
大のベック・ファンであるキリンさんの分まで楽しまなくては!という意気込みの中、愛知芸術劇場大ホールへ。
この手のロックが好きな人は、ギターなどの楽器を趣味にしてる人も多いと思いますが、ベックのライブに来てる人のギタリスト比率って、たぶん他のアーティストと比べても凄く高いような気がします。
シンプルな4人編成で、初期J.B.Gの名曲「ベックス・ボレロ」でライブがスタート。
10年前、いや20年前、もしかすると30年前ともそんなにルックスが変わってないみたいに見えるベック、自然の法則を無視したかのように若々しいです。
若々しいのは見た目だけでなく、その切れ味するどいギタープレイも衰えが全く見えません。
やがて印象的なボリューム奏法とともに、あのスティービー・ワンダー作曲「悲しみの恋人たち」が始まりました。
今回のバックバンドで注目なのが、美女ベーシスト、タル・ウィルケンフェルドです。
その幼さの残る可憐なルックスから想像できないほど、テクニカルなベース・ソロを聴かせてくれました。
またドラマー、ヴィニー・カリウタもスゴイ。
70年代の名曲「レッド・ブーツ」の前にドラム・ソロがあったのですが、息を呑む凄さ。
メチャメチャ手数が多く、迫力ある演奏で、ベック・ミュージック本来のカッコよさが余すところ無く発揮された気がします。
ほぼ満員の観客を前に、メンバーは終始ゴキゲンの様子で、時にはおどけたポーズを取りながら楽しくライブは進みます。
ビートルズのカバー曲「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」で一旦終了。
会場はスタンディング・オベーションで感激を表現します。
それから立ったままアンコールに突入し、4曲演奏してくれて満足出来るライブとなりました。
まさに「大人のロック」、ジャズでもフュージョンでもない、「ベック流ロック」がそこにあったと思います。
その後、KOSSさんと台湾ラーメンを食べに行き、いろいろお喋りをしました。
ライブ、ロック、ギターの話をしてると時間はすぐに過ぎます。
2月にしては暖かい名古屋の夜、話はつきないのでした。
(セットリスト)
1. Beck's Bolero
2. The Pump
3. Eternity's Breath
4. You Never Know
5. Cause We've Ended as Lovers
6. Behind the Veil
7. Blast from the East
8. Stratus
9. Angel
10. Led Boots
11. Nadia
12. Space Boogie
13. Goodbye Pork Pie Hat / Brush with the Blues
14. Blue Wind
15. A Day in the Life
- - - - encore - - - - -
16. Where Were You
17. Big Block
18. Scottish One
19. Peter Gunn Theme
昨夜はお疲れ様でした。打ち上げの台湾ラーメンの席(笑)でのロック談義楽しかったです。また懲りずにお付き合い下さいませ。そうそう、AC/DCの来日が実現するといいですね。その時は是非、ご一緒に。
ということで、昨夜のジェフのライブ、ご機嫌でしたね。前日の横浜ではアンプのトラブルで中断したそうですが、名古屋は、そんなトラブルもなく、ベック先生も終始ご機嫌で神業プレイを連発してましたよね。演奏時間が短いと批判する方もおられますが、いやいいや、あれだけ濃い密度の演奏をしてくれれば、わたしはもう腹一杯で大満足でございます。
ま、唯一、残念なことと言えば、やはりベックの超難曲ヅキャッターブレインが聴けなかったことでしょうか。ドラムのヴィニーカウリタは前回来日時に、観てノックダウンされ、それ以来、マイベストドラマーです。今回も手数の多い超絶なドラミングとベックと息のあったプレイには惚れ惚れしました。
で、Jさんから教えて貰ったんですが、タル・ウィルケンフェルドはデビューが17歳で今は22歳だそうです。昨夜は間違った講釈をたれてどうもすいませんでした。にしても、ジャコを彷彿させる末恐ろしいベーシストでしたね。
では、またロック談義しましょう。
By KOSS
12日はこちらこそありがとうございました。
久しぶりに食べる台湾ラーメンの辛さに痺れながら、いろいろギターのことを教えていただき勉強になりました。
今回のライブ、ネットではベックはミスが多いとかライブ時間が短いとか言われてるようですが、全く気にならなかったですね。
KOSSさんが仰ってたように、ずっとギター・ソロを弾いてるわけですから、歌物バンドよりはるかに密度が濃かったと思います。
タル嬢は22歳でしたか、でも我々の年齢からすれば、まだまだ娘さんなわけで、それであのプレイは凄いと思います。
Jさんの掲示板では、早速タル嬢のソロ・アルバムを買った人もいるようで、久しぶりに出たベース界のスタープレイヤーも今後は益々人気が出そうです。
AC/DCのライブ、是非ご一緒しましょう!
今回のロック談義でもポールさんの名前はあがってましたよ!
生ベックはやはり凄かったです。
こういういいプレイを見ると、本当にギター弾きたくなりますね。
最近はエレキもちょくちょく弾いてますが、とてもベックみたいに指では弾けません。
さて気がつけば長い間ギター・オフしてないので、今年こそやりましょう!
とりあえず4月か5月あたりでどうでしょうか?
私も今回初ジェフ・ベックでして、ようやく3大ギタリストの一人を見れました。
私もエリックさん、ジミーさんはまだ見てません。
エリックさんは何回も来日してるんだけど、「いつでも行ける」感が強いのも事実。
でもいいかげん高齢なので、そんなことも言ってられませんが。
ジミーさん、もしかするとZEP再結成来日するかもしれませんよ!
ZEP来日したらcar2yaさんも絶対行きたいんじゃない?
問題はチケ代、チケ争奪戦、会場(地方も回るのか?)などありますけど。
ジェフさん、全て指弾きでした。
同じくギターを嗜むものとして、あの弾きかたはありえないです。
いろいろ試行錯誤してたどり着いたのが今のスタイルのようですが、凡人とは違いますね。
前回はボーカルでJimmy Hallが来ていたのですが、今回は全曲インストだったのですか?
やっぱり男性のお客さんが多かったのでしょうね。
私もまだ見ていないあと一人の三大ギタリストのペイジを一回は見ておきたいです。
来てくれないかなぁ~。
さいたまではエリックさんとの共演もあるそうで、それにセットリストをみてるとききた~いきもちになります。
いつもと名前が違うような気がするのですが、言い方は同じですね。
さて、今回のジェフ・ベック、とてもゴキゲンでいい演奏してくれました。
今回は全曲インストで、最後のほうに少しだけメンバー紹介と簡単な挨拶をベック本人がしてくれました。
ベックの声を聴いたのは初めてでした。
★nagarebosi★さんはクラプトンは見に行かれましたよね。
あと2回くらいは来日しそうなので、次回あたり行こうかなって思ってます。
でもペイジが来日する可能性は、今回のZEPのツアーが最後でしょうね。
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |