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洋楽名盤紹介と日々の雑談を書いてます
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ノーメイク時代のキッスを支えたミュージシャンたち

第1回ヴィニー・ヴィンセントと「リック・イット・アップ」



ここでのギタリストはヴィニー・ヴィンセントだ。
彼はすでに前作「クリーチャーズ・オブ・ザ・ナイト」の大半でギターを弾いており、曲作りもしている。
彼はギターの腕前、作曲力など相当な実力を持っているにもかかわらず、ジーン・シモンズとポール・スタンレーから嫌われて、このアルバム製作後、とりあえずツアーだけはこなすのだが、その後バンドを辞めている。
ギター・スタイルとしては、硬質な音色で、マシンガン・ピッキングによる速弾きと、派手なチョーキング、チョーキング+アームが印象的な80年代的ギタリストだ。



彼がジーンとポールという大御所2人に嫌われた原因としては、オリジナルメンバーであるエース・フレイリーのフレーズを弾かない、新入りなのに意見が多い、それとギャラの問題だと言われている。
しかし、アルバム製作において才能を発揮していることには変わりなく、彼の直接かかわった2枚のアルバムの出来は素晴らしいものだ。

このアルバムは、全体的にハードでメタリックな印象がある。
メイク時代のアルバム「ダイナスティ」以降、ポップ路線に走ったり、コンセプト・アルバム「エルダー」を作ったりと迷っていた時期があったが、前作からのメタル路線に落ち着いたようだ。
おそらく、イギリスで巻き起こったニュー・ウェイブ・オブ・ブリティッシュ・ヘヴィ・メタル(NWOBHM)の影響だろう。
それがとくに顕著に現れているのが、4曲目「ヤング・アンド・ウェイステッド」や5曲目「ギミー・モア」、8曲目「フィッツ・ライク・ア・グルーヴ」といったハードナンバーだろう。
これらの曲は、70年代のKISSにはなかったタイプだ。

こういった路線を可能にしたのが、やはり新しく加入したドラムのエリック・カーとヴィニーの力が大きいと思う。
とくに「ヤング~」は、リフといい、重いけどグルーヴ感溢れるリズムといい、この時期のKISSを代表する曲だ。
ライブでは、エリック・カーのハスキー・ボーカルがカッコイイ曲でもある(アルバム・ヴァージョンはジーンのボーカル)。
またこの曲のギターは、ヴィニーの硬質なプレイの良さが発揮されている。

それら以外の曲では、ポールの活躍が目立っているように感じる。
1曲目「エキサイター」はポールらしい、メロディアスでハードな曲。
当時のライブのセットリストにあまり入ってないのは何故だろう。

それと7曲目「ア・ミリオン・トゥ・ワン」。
哀愁のメロディ、バックで流れるアルペジオ、まさに隠れた名曲だ。
自身のソロツアーでは、この曲をやってるようだが、是非キッスとしてもやってもらいたい。

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