洋楽名盤紹介と日々の雑談を書いてます
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第45回名盤シリーズ
ホール&オーツ「ロックン・ソウル・パート1」
(1983年作品)
今回取り上げるアルバムは彼らのベストアルバム形式なのだが、当時の新曲も入っている。
「ロックン・ソウル」という洒落たネーミングも面白いが、彼らの作り出すサウンドこそセンスの固まりみたいなものだった。
ダリル・ホールとジョン・オーツのポップ・デュオは、80年代に大変人気があって、テレビでもライブ映像を見たことがある。
とくにダリル・ホールがギターを弾いたり、エレキ・ピアノを弾きながら歌う様はとても印象的だった。
このアルバムを聴いたのは、その映像を見た後だったと思うが、ライブで演奏してた曲など聞き覚えがあって楽しく聴いていた。
このLPを買ったのは私の友人だったが、当時私の周りではとても好評で、普段ハードロックなんかを聴いてる人にもウケが良かった。
それだけ普遍性があり、誰からも好まれる作品だったといえよう。
当時はリズム&ブルースとかソウルなんてまるで知らなくて、「ロックとソウルが合体した音楽なんだな」って勝手に思ってた。
曲自体は普通のポップスのように思うが、ダリル・ホールの歌い方がソウルフルなのだ。
1曲目「セイ・イット・イズント・ソー」なんて、よく出来たエレクトロ・ポップだが、ダリルが歌うと本当にソウルフルに聴こえるから不思議だ。
メロディもどこかモータウン・サウンドの影響が見受けられる。
だから「サラ・スマイル」みたいな、曲自体が黒っぽい曲だと、さらに雰囲気倍増で、たしかにこれは売れるはずだ。
このデュオの話をすると、どうしてもダリルの話題ばかりになるが、もう一人の人、ジョンにもスポットを当てよう。
どちらかというと目立たず、脇役的な存在の相方、ジョン・オーツ。
よく、いてもいなくても同じとか、あまりよい評判ではなかった人だが、彼の弾くギターのカッティングはなかなかカッコよく、影ながらいい仕事をしてると思う。
後のダリルのソロを聴いたところ、そこにはホール&オーツのサウンドはなかった。
やはり二人揃ってのホール&オーツ、ジョンもいなくてはいけない人だったのだ。
この手のポップスは、ロックと違って時代に取り残されていく傾向にあるが、同時代を生きた者の心の中にはいつまでも残っている。
アルバムの最後は「ウェイト・フォー・ミー」のライブ・ヴァージョンで締めくくられる。
感情たっぷりに歌うダリルの歌唱を堪能して、アルバムは終了するのだった。
ホール&オーツ「ロックン・ソウル・パート1」
(1983年作品)
今回取り上げるアルバムは彼らのベストアルバム形式なのだが、当時の新曲も入っている。
「ロックン・ソウル」という洒落たネーミングも面白いが、彼らの作り出すサウンドこそセンスの固まりみたいなものだった。
ダリル・ホールとジョン・オーツのポップ・デュオは、80年代に大変人気があって、テレビでもライブ映像を見たことがある。
とくにダリル・ホールがギターを弾いたり、エレキ・ピアノを弾きながら歌う様はとても印象的だった。
このアルバムを聴いたのは、その映像を見た後だったと思うが、ライブで演奏してた曲など聞き覚えがあって楽しく聴いていた。
このLPを買ったのは私の友人だったが、当時私の周りではとても好評で、普段ハードロックなんかを聴いてる人にもウケが良かった。
それだけ普遍性があり、誰からも好まれる作品だったといえよう。
当時はリズム&ブルースとかソウルなんてまるで知らなくて、「ロックとソウルが合体した音楽なんだな」って勝手に思ってた。
曲自体は普通のポップスのように思うが、ダリル・ホールの歌い方がソウルフルなのだ。
1曲目「セイ・イット・イズント・ソー」なんて、よく出来たエレクトロ・ポップだが、ダリルが歌うと本当にソウルフルに聴こえるから不思議だ。
メロディもどこかモータウン・サウンドの影響が見受けられる。
だから「サラ・スマイル」みたいな、曲自体が黒っぽい曲だと、さらに雰囲気倍増で、たしかにこれは売れるはずだ。
このデュオの話をすると、どうしてもダリルの話題ばかりになるが、もう一人の人、ジョンにもスポットを当てよう。
どちらかというと目立たず、脇役的な存在の相方、ジョン・オーツ。
よく、いてもいなくても同じとか、あまりよい評判ではなかった人だが、彼の弾くギターのカッティングはなかなかカッコよく、影ながらいい仕事をしてると思う。
後のダリルのソロを聴いたところ、そこにはホール&オーツのサウンドはなかった。
やはり二人揃ってのホール&オーツ、ジョンもいなくてはいけない人だったのだ。
この手のポップスは、ロックと違って時代に取り残されていく傾向にあるが、同時代を生きた者の心の中にはいつまでも残っている。
アルバムの最後は「ウェイト・フォー・ミー」のライブ・ヴァージョンで締めくくられる。
感情たっぷりに歌うダリルの歌唱を堪能して、アルバムは終了するのだった。
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