洋楽名盤紹介と日々の雑談を書いてます
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第23回ロック名盤シリーズ
今回はアメリカ一流スタジオミュージシャン集団トト「TOTO IV 聖なる剣」。
(1982年作品)
1982年度のグラミー賞7部門を独占した大ヒットアルバムだ。
当時のメンバーはジェフ・ポーカロ(ds)、スティーブ・ポーカロ(key、vo)、デヴィッド・ペイチ(key、vo)、デヴィッド・ハンゲイド(b)、スティーブ・ルカサー(g、vo)、ボビー・キンボール(vo)。
アルバム自体が売れたのは勿論ですが、ここからのシングル・ヒットも4曲生まれている。
彼らにとって4枚目となるこのアルバムは、前作のハード・ロック路線、前々作のプログレ路線とは違ったバラエティ豊かな作品に仕上がっている。
ハードでエキサイティングな演奏もあれば、しっとり聴かせるバラード、アフリカン・リズムを取り入れた曲など、さすがは一流スタジオミュージシャンが集まっただけあってどんな曲でもスムーズにこなす。
基本的にはアメリカン・プログレ・ハード的な雰囲気だが、楽曲の良さや多彩なボーカルなどTOTOにしか出来ないアルバムに仕上がっている。
特筆すべきはやはり1曲目「ロザーナ」だ。
ジェフ独特のはねるようなドラミングのあと、透明感のあるルカサーのボーカル、派手なブレイクのあとボビーのソウルフルでパワフルなボーカル。
まるでディズニーランドのパレードのような華やかなキーボードソロ、エンディングはジャズ風なピアノにルカサーのハードなギター…完璧だ。
一般的にはこの曲と最後の「アフリカ」が人気のようで、どちらも名曲だ。
それと、ルカサーが思いいれたっぷりに歌うバラード「アイ・ワント・ホールド・ユー・バック」も素晴らしい。
静かなピアノで始まり、序所に盛り上がる典型的なパワー・バラードだが、ギター・ソロは弾きまくりではなく必要最小限の音数での叙情的なプレイだ。
ルカサーいわく「いかなるバラードよりバラードらしい曲」だそうだ。
しかし私の一押しはLPではB面の1曲目だった「アフレイド・オブ・ラブ」からのメドレーだ。
とにかくイントロのギターリフがカッコイイ。
3曲連続のハード・ナンバー。
ライブを意識して作られたであろうこれらの曲は、当時の来日公演でもこの曲順で演奏されたそうだ。
私はこのときのライブをテレビで見、その後FMでもオンエアされたのを聴いたが、ライブならではの荒っぽさが逆にプラス要素として迫力あるハードロックナンバーになっていた。
この後、大規模な世界ツアーを行うTOTOだが、メンバーが一人抜け、また2人抜け、、、この黄金メンバーでのアルバムはこれが最後になってしまう。
古くからのファンの間ではこの作品でTOTOは終わったというが、当時のこの勢いは凄かったと記憶している。
今回はアメリカ一流スタジオミュージシャン集団トト「TOTO IV 聖なる剣」。
(1982年作品)
1982年度のグラミー賞7部門を独占した大ヒットアルバムだ。
当時のメンバーはジェフ・ポーカロ(ds)、スティーブ・ポーカロ(key、vo)、デヴィッド・ペイチ(key、vo)、デヴィッド・ハンゲイド(b)、スティーブ・ルカサー(g、vo)、ボビー・キンボール(vo)。
アルバム自体が売れたのは勿論ですが、ここからのシングル・ヒットも4曲生まれている。
彼らにとって4枚目となるこのアルバムは、前作のハード・ロック路線、前々作のプログレ路線とは違ったバラエティ豊かな作品に仕上がっている。
ハードでエキサイティングな演奏もあれば、しっとり聴かせるバラード、アフリカン・リズムを取り入れた曲など、さすがは一流スタジオミュージシャンが集まっただけあってどんな曲でもスムーズにこなす。
基本的にはアメリカン・プログレ・ハード的な雰囲気だが、楽曲の良さや多彩なボーカルなどTOTOにしか出来ないアルバムに仕上がっている。
特筆すべきはやはり1曲目「ロザーナ」だ。
ジェフ独特のはねるようなドラミングのあと、透明感のあるルカサーのボーカル、派手なブレイクのあとボビーのソウルフルでパワフルなボーカル。
まるでディズニーランドのパレードのような華やかなキーボードソロ、エンディングはジャズ風なピアノにルカサーのハードなギター…完璧だ。
一般的にはこの曲と最後の「アフリカ」が人気のようで、どちらも名曲だ。
それと、ルカサーが思いいれたっぷりに歌うバラード「アイ・ワント・ホールド・ユー・バック」も素晴らしい。
静かなピアノで始まり、序所に盛り上がる典型的なパワー・バラードだが、ギター・ソロは弾きまくりではなく必要最小限の音数での叙情的なプレイだ。
ルカサーいわく「いかなるバラードよりバラードらしい曲」だそうだ。
しかし私の一押しはLPではB面の1曲目だった「アフレイド・オブ・ラブ」からのメドレーだ。
とにかくイントロのギターリフがカッコイイ。
3曲連続のハード・ナンバー。
ライブを意識して作られたであろうこれらの曲は、当時の来日公演でもこの曲順で演奏されたそうだ。
私はこのときのライブをテレビで見、その後FMでもオンエアされたのを聴いたが、ライブならではの荒っぽさが逆にプラス要素として迫力あるハードロックナンバーになっていた。
この後、大規模な世界ツアーを行うTOTOだが、メンバーが一人抜け、また2人抜け、、、この黄金メンバーでのアルバムはこれが最後になってしまう。
古くからのファンの間ではこの作品でTOTOは終わったというが、当時のこの勢いは凄かったと記憶している。
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