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洋楽名盤紹介と日々の雑談を書いてます
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第47回名盤シリーズ
今回ドイツのハード・ロック・バンド、スコーピオンズ「ヴァージン・キラー」
(1976年作品)



この過激なアルバム・ジャケットはある意味スコーピオンズらしいともいえるもので、国によっては違うジャケになっている。
当時のリード・ギタリストはウリ・ジョン・ロート。
彼のギターのファンは非常に多く、現ギタリストのマティアス・ヤプスよりも人気が高いのではないだろうか?
いわゆるカリスマ・ギタリストで、同じく元スコーピオンズのマイケル・シェンカーと人気を二分する。
彼のギタープレイの特徴は、トリルの多用と情熱的とも言えるチョーキング・ビブラートだ。

このアルバムで聴ける楽曲の数々は、良い意味で暗いサウンドで、音質も湿ったような暗さを伴っている。
1曲目から、派手だがマイナーな曲調によるハード・ロックだ。
この曲では名リフ・メイカー、ルドルフ・シェンカーのギターが光る。
このアルバムを代表する名曲で、私が初めて聴いたスコーピオンズの曲だった。

このアルバムにはバラードが3曲、ハード・ロック・バンドのアルバムとしては異例といえる。
彼らのアルバムには必ずこういった情熱的なバラードが収録されており、暗く悲しいメロディ・ラインは日本人の心に響く類のものだ。
私はこの中でも「In Your Park」と「Crying Days」がとくに素晴らしいと思う。
どちらもウリの泣きのギターが素晴らしく、そのフレーズに「心」を感じさせる。

これについて、なぜそのように感じるのかをずっと考えていたのだが、とりあえず要素が2つ。
1つはフレーズを構成するスケール。
メロディ・ラインがよくあるペンタトニック・スケールばかりではなく、メジャー・スケールも使用している。
これはランディ・ローズなどもそうで、ロック的なカッコよさが少なくなるかわりに、メロディアスなフレーズを作るのに適しているのだろう。
マイケルやマティアスがペンタトニック中心なのに対して、ウリの個性と言える。
もう1つが、チョーキングとビブラートの入れるタイミングだ。
チョーク・アップをした直後からビブラートを始めることもあれば、チョーク・アップしたままタメてからゆったりと震わせたりなど、自在にこれを操っているのである。
それとこの枯れた音色だ。
実に味わい深く、どうやったらこんな音が出るのか不思議である。

ウリのことばかり書いてしまったが、クラウスの艶のある力強いハイトーンボイスの魅力も重要だ。
彼のメロディセンスは日本人の美意識と通じる部分があるようで、「演歌的」な部分があると思う。



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