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洋楽名盤紹介と日々の雑談を書いてます
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いちおう新作「マグニフィケイション」のツアーなのだが、大半は70年代の曲だった。
もちろんファンがそれを望むからで、キング・クリムゾンみたいに新作から全曲やって古い曲がちょっとだと、皆不満たらたらだろう。
たしか、ボーカルのジョン・アンダーソンがケガをしたため、延期になっていた公演だったと思う。
メンバーは「海洋地形学の物語」を制作した、黄金期の顔ぶれで、とくにこのツアーからキーボードにリック・ウェイクマンが復帰したのは有難い。
演奏は、若干テンポが落ちている気もしたが、それでも全盛期と遜色ない出来だったと思う。
とくに衰えの目立つギター、スティーブ・ハウだが、この日は少しも問題がなかった。
なかでも「シベリアン・カートゥル」、「燃える朝焼け」あたりは壮絶なプレイで、プログレの王者としての貫禄を見せ付けた。
また、リック・ウェイクマンのキーボード・ソロは、まるでクラシックのような華麗さとテクニックで、会場をおおいに沸かせた。
私の記憶が確かなら、この日、スティーブ・ハウは手にケガをしていたようで、いつもなら鮮やかなアコギソロを行うところ、エレキで弾いていたと思う。

1. オープニング:「火の鳥」
2. シベリアン・カートゥル
3. マグニフィケーション
4. クジラに愛を
5. イン.ザ.プレゼンス.オブ
6. 天国の扉
7. 南の空
8. 同志
9. スティーブ.ハウ.ギターソロ
10. ジョン.アンダーソン.ソロ(チューリップ)
11. リック・ウェイクマン・キーボードソロ
12. 燃える朝焼け
13. 遥かなる思い出~クリス・スクワイヤ・ベースソロ
14. アウェイクン
15. オール.グッド.ピープル
16. ラウンドアバウト

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