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洋楽名盤紹介と日々の雑談を書いてます
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11月12日、大阪は京セラドームまでポール・マッカートニーの来日公演を見に行ってきた。

 

最近は食品偽装のニュースが多いが、基本的に人は本物を求めるものなのだろう。
今回のポール・マッカートニーの来日ライブを見て思ったのは、やはり本物は違う、ということだ。
ビートルズをコピー、カバーしている人はとても多いが、元ビートルズのメンバー本人が歌うビートルズ曲は、本物のみがもつ確かなものがあった。
それも存在感やカリスマ性だけでなく、プロのミュージシャンとしてのレベルを保ちながらだ。

良いコンサートというのはいくつかの種類があり、それはド迫力のコンサートだったり、大盛り上がりのコンサートだったり、すごく楽しいコンサートだったりする。
今回のポールは、「感動のコンサート」だった。

では今回演奏されたセットリストを見てみよう。


1.Eight Days a Week
2.Save Us
3.All My Loving
4.Listen to What the Man Said
5.Let Me Roll It(with "Foxy Lady" snippet)
6.Paperback Writer
7.My Valentine
8.Nineteen Hundred and Eighty-Five
9.The Long and Winding Road
10.Maybe I'm Amazed
11.I've Just Seen a Face
12.We Can Work It Out
13.Another Day
14.And I Love Her
15.Blackbird
16.Here Today
17.New
18.Queenie Eye

19.Lady Madonna
20.All Together Now
21.Lovely Rita
22.Everybody out there
23.Eleanor Rigby
24.Being for the Benefit of Mr. Kite!
25.Something
26.Ob-La-Di, Ob-La-Da

27.Band on the Run
28.Back in the U.S.S.R.
29.Let It Be

30.Live and Let Die
31.Hey Jude
 (Encore)
32.Day Tripper
33.Hi, Hi, Hi
34.Get Back
 (Encore 2)
35.Yesterday
36.Helter Skelter
37.Golden Slumbers
38.Carry That Weight
39.The End


青文字=ビートルズ
紫文字=ウイングス
緑文字=ソロ
赤文字=新曲

全39曲という大サービスぶりで、うちビートルズの曲が25曲、ウイングス5曲にソロ9曲、うち新曲が4曲という内容だ。
会場にいた数万人の観客のほとんどは大満足したに違いないセットリストといえる。

僕はこれを見て思うのは、ポールなら最初から最後まで感動の名曲ばかりでセットを埋めることは可能だが、あえてそうではなく、遊び心で変な曲を入れているんだろうということ。
例えば、20曲目の「All Together Now」。
こんなのやるより、もっと他にやるべき曲があるだろう、と思わせながら、これはこれで実にライブ栄えしてよかった。
まるでポールが「みんな、こいつを忘れてはいないかい?」とセット入りさせたようなものだろう。
また4つの新曲も違和感なくセットに収まり、ビートルズやウイングスの曲と比較しても見劣りしないのは流石だ。

意外だと思ったのはオープニングの「Eight Days a Week」。
一週間に8日分の愛を捧げるというこの曲は、1964年のビートルズナンバーで、なんと発表されてから一度もライブ演奏されたことがなく、50年近く経ってついに初ライブとなった激レア曲なのだ。
こういう選曲、しかもオープニングにこれを持ってくるセンスはポールらしいし、いかにもツアーを楽しんでる様子が伝わる。
また24曲目「Being for the Benefit of Mr. Kite!」、これはジョンのボーカル曲だが、なぜあえてこの曲を選んだのかは謎である。

アレンジが素晴らしかったのは、6曲目「Paperback Writer」と25曲目「Something」だ。
まず「Paperback Writer」、基本的にビートルズの曲は原曲のアレンジを忠実に再現するなか、これは工夫を凝らしていた。
後半部分に、歌メロを変えたバージョン、ちょうど「Got to get you into my life」の後半のようなアレンジを加えたのは大成功だったと思う。
そして「Something」、元はジョージ・ハリスン追悼の意味で、ウクレレでの弾き語りだったのだが、今回は途中から原曲通りのバンドアレンジになり、この名曲を実にドラマチックに演出してくれた。
この曲ってこんなに名曲だったのかと感動した。

盛り上がりだが、8曲目の「Nineteen Hundred and Eighty-Five」で早くも最初のピークが訪れる。
ウイングスの隠れた名曲だが、ライブにピッタリで、改めてこの曲の良さを知った気がする。
そして後半戦は、本編ラストの「Live and Let Die」と「Hey Jude」だ。
「Live and Let Die」では凄まじい量の火薬と炎を使い大迫力の演出、「Hey Jude」ではお決まりの大合唱で、数万人の観客がポールと一体になった瞬間だった。
また忘れてはならないのが36曲目「Helter Skelter」で、まさかこの曲を生で聴く日が来るとは思わなかった。
48年前のヘヴィ・メタルに時代が追いついたのだ。

感動といえば、37曲目から始まるアビーロードメドレーだ。
ありがとう、ポール。
今日は「Let It Be」も「Yesterday」も聴いた。
そして「Hey Jude」はみんなで歌った。
それでも、この曲は感動に慣れた人々の心を鷲づかみにし、涙腺を刺激してくるのだ。
この素晴らしいコンサートのラストを飾るに相応しい、感動の名曲なのだ。
こうして3時間弱に及ぶ至福の時間は終焉したのだった。

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